”イタリア料理店”で4年間バイトした大学生が伝えたい豆知識!【ワイン編①】
★【お客さんと私の会話】
お客さん:お兄さん、”シャンパン”とかって置いてないかな?
私:はい、あります。こちらですね。(メニューのシャンパンに指をさす)
お客さん:んー(メニューを見ながら考え迷っている)
私:もし、よろしかったら、こちらの”スパークリングワイン”もおすすめですよ。(イタリアのスパークリングワインの”アスティ・スプマンテ”を指す。)
お客さん:あ、いーね!!!んじゃー、この”シャンパン”で!!!
私:は、はい。かしこまりました、このスパークリングですね(。。。)
→ 私がアルバイトをしていた頃に、お客さんとこんな会話をする機会が多々ありました。この会話のどこがおかしかったのか、わからない人は、是非読んでいってください。少しはためになります。
★「シャンパン・シャンパン」言ってる人へ。「シャンパン」の意味、本当にわかっていますか???
4年間勤めたイタリアン料理店のアルバイトを最近辞めた私ですが、ワインの知識やイタリアン料理 については学んできました。
その中で【ワイン】というのは、赤ワイン・白ワインがあり、種類・味に関しては、大学生や社会人1・2年目の若い人達にとって、非常に難しいですよね。
今回は、先ほどの会話で出てきた「シャンパン」についての知識を少し書きたいと思います。
パーティー・クリスマス・記念日に、大切な人とワインを飲んだりする機会は、誰でもあり、スマートに注文したいですよね。
そんな時に、是非知ってもらいたい知識として、
”シャンパン”はスパークリングワインの一種
だということです。
「え、どういうこと??」「わけわかめ。」っていう人、なんとなくだけど「そんなん知ってるわw」と思った人、「そもそもワインに興味ないよ」っていう人、簡単に説明しますので、読んでみてください。
スパークリングワイン(英語: Sparkling wine)または発泡性ワインは、ワインの一種で日本では総称として「シャンパン」の語が使われています。
しかし、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で造られたスパークリングを指し、ブドウ品種や製法などの厳しい規定をクリアしたもののみが"シャンパン"と呼ばれます。
シャンパーニュ地方以外で製造される、同様の製法を用いたワインをフランスでは「クレマン(仏: Crémant)」と呼びます。
つまり、ディナーでノリと雰囲気でとりあえず”シャンパン・シャンパン”言ってる人は恥ずかしい思いをしてるかもしれません。(ちなみに僕もバイトするまで知りませんでした。。)
★最後に、4カ国の主なスパークリングワインの呼名と種類を簡単にまとめてみました!
【フランス】
呼名:Vin Mousseux(ヴァンムスー)
・シャンパン:シャンパーニュ地方で生産されたスパークリングワイン。泡が細かいの特徴。シャンペンとも。
・クレマン(Cremant):シャンパーニュ地方以外で、シャンパンと同様の製法で造られる一部のスパークリングワインのこと。
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【イタリア】
呼名:Spumante(スプマンテ)
・スプマンテ(Spmante):日本では、イタリアのスパークリングワイン(瓶内ガスが3気圧以上)を”スプマンテ”と呼ぶのですが、イタリア国内では”スプマンテ”というと、各国のスパークリングワインのことを指す。
・フランチャコルタ(Franciacorta):イタリアのスプマンテの中で最高級とされるスパークリングワイン。シャンパンと比べるとお値段がお手頃!
【スペイン】
呼名:Espumoso(エスプモーソ)
・カヴァ(Cava):スペインの発泡性ワインのほとんどがカヴァとされ、シャンパンと同じく瓶内二次発酵という製造方法で造られるスパークリングワイン。でも、価格はとってもお手頃!
【ドイツ】
呼名:Schaumweign(シャウムヴァイン)
・ゼクト(Sekt):シャンパンと同じ製法で造られた、アルコール度数と炭酸ガス気圧が一定値以上のドイツのスパークリングワイン。
以上がまとめですね。ワインってよくわからないですね。まとめながらもカタカナ多すぎて頭の中、ごちゃごちゃですw
ちなみに日本では、日本酒のスパークリングが飲みやすいって大学生に人気が出てますよね。
とりあえず、大学生は「シャンパン・シャンパン」言い過ぎに注意しましょう。